様々な商業施設が立ち並び、交通・買物の利便性にすぐれた商業地域について説明しています。

パチンコ屋などの娯楽施設の他、風俗店や環境を悪化させない小規模の工場も建てることが出来ます。

『商業地域』は主に商業等の業務の利便の増進を図る地域。市街地の中心部や主要駅のまわりなどに指定され、大規模な商業施設が立ち並んでいます。「近隣商業地域」と同様に、最低敷地面積が狭く設定されることが多く、敷地面積の小さい住宅や店舗などが点在しています。基本的に住環境が重視されることのない地域で、10m以上の建物を対象に北側の隣地の日照悪化を防ぐ制限（北側斜線制限）や日影規制は適用されません。危険性や環境悪化のおそれのある工場や施設を除いて、ほとんどの用途の建築物が建つ可能性があり、近隣商業地域では禁じられているキャバレーや個室付浴場なども建つことがあります。買物施設や娯楽施設が充実しており、たいへん賑やかなエリアですが、十分な日照を確保できなかったり、騒音に悩まされたりするデメリットもあります。そのため、この地域に住む際は周辺の環境や隣接地の建築計画などに注意する必要があります。

建ぺい率

80%

容積率

200%･300%･400%･500%･600%･700%･800%･900%・1000%

建てることのできる建物の用途

住宅、寄宿舎、ホテル、旅館、図書館、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学、診療所、病院、ボーリング場、ゴルフ練習場、カラオケボックス、200㎡以上の劇場・映画館、10,000㎡以上の店舗・飲食店、パチンコ屋、マージャン屋、キャバレー、個室付浴場、自動車教習場